こうすれば自分を解放できる
ラブレター法では、書くことで自分の感情を掘り下げる方法をお伝えしました。
まだ書いたことがないのであれば、特に不安定な状態でなくても
一度はあなたも自分なりの形でラブレターを書いてみましょう。
すると、今までに彼とケンカしてしまったり、不安定な状態になっていた原因が
自分が考えていたのと違うことで心が不安定になっていたんだなぁと気付くはずです。
「彼があれこれ言うからイライラしていたんじゃなくて、
今まで親にあれこれ言われたことが実はイライラしてた原因だったんだ…」
「あのひと言がすごく辛くて泣いたりもしたけど、
実は子供の頃にも同じことを言われたことがあったんだ…」
こんな風に記憶を甦らせてみてください。
手紙の中で感じ、経験することでもあなたの否定的な感情は消し飛んでいくんです。
僕たちは普段、否定的な感情にとらわれやすい傾向があります。
でも、逆にすぐに元気になることもできるんです。
今回はそんなラブレターを書くことで元気になった人のお話。
彼と知り合ってから数ヶ月の彼女。
現在も彼と恋愛中で、とても幸せな毎日を過ごしています。
でも、ある日突然、何とも言えない嫌悪感が沸き起こってしまったのです。
昨日までは大好きな彼だったのに、急にイヤな気分に陥ったんですね。
そこで彼女は彼にラブレターを書くことにしました。
すると、本当は自分が
「彼に相応しくない…」
「私じゃ彼に充分なことをしてあげられていない…」
と不安になっていることに気付くことができました。
彼はそんな自分にもう愛情を感じていないんじゃないかと
怖がっている自分を発見できたんですね。
自分の中の恐怖心に気が付いた彼女は、
そのおかげで再び彼に対して強い愛情を感じることができるようになりました。
彼女は彼のことが嫌いになったり、イヤになったんじゃなかったんです。
ただ自分の中の恐怖心が顔を出していただけだったんです。
ここであなたにも覚えておいて欲しいことがあります。
恋愛に限らず、世の中の自分に起こる出来事のほとんどは 「自分のせい」 です。
何でもすぐに人のせいにしたがる人っていると思います。
でもそれは違います。
全部自分のせいなんです。
彼と恋愛がうまくいかない…
学校の友達関係に悩んでいる…
テストの点数が悪かった…
仕事の取引先とうまく契約できなかった…
こんなよくある話でも、全部自分のせいだと考えてみてください。
そうすると、どうすればいいのかがわかってくるはず。
たとえば、彼と恋愛がうまくいっていないのであれば
それはあなたにも必ず何か原因があるはずです。
付き合ったときからうまくいっていないカップルは、
そもそも付き合っていないはずです。
全部彼のせいにしてはいけません。
まずはあなたが変わるように努力してみる。
学校の友達関係に悩んでいるにしても、
最初からいきなり悩んでいたわけではないはずです。
色々なことがあったから悩むようになってしまったのではないでしょうか。
そんな風になってしまったのも、どこかであなたも関係しているはずです。
テストの点数は単に勉強不足かもしれませんし、
取引先と契約できなかったのも、あなたの交渉がうまくいかなかったのかもしれません。
とにかく、まずは 「自分のせい」 にしてみる。
最終的に原因が自分のせいじゃなくてもいいんです。
原因と答えが見つかれば、あとはカンタンです。
でも、自分のせいにすることと、自分を責めることは違うので気をつけてください。
決して自分を責めてはいけませんよ。
あくまで自分のせいにして状況を冷静に見ることが大切です。
ラブレターを書いても、いつも過去の記憶や感覚が甦ってくるとは限りません。
ただ、あなたが自分の心を開いて、自分自身の感情に深く入り込んでいくうちに
きっとあなたの心を不安定にしているものがわかってくるはずですよ。
◆まとめ
ラブレターを書いて自分の感情と素直に向き合って原因を考えてみる。
自分に起こる世の中の出来事はほとんど自分のせいにできる。