男だけに依存してはいけない
僕がこれまで4章で話してきた、男性が自分の穴の中に閉じこもってしまったとき
土足で踏み込んだり邪魔をしてしまうと怒りを買ってしまうお話を聞いた女性は
「どうすれば男性が閉じこもってしまう時間を短くできますか?」
とよく質問されることがあります。
こんなときは、僕だけの回答ではなく周りの男性に聞いてみることをオススメします。
すると、あなたの男友達は
「相手の女性が話しかけてきたり、閉じこもりたいところを
無理やり引っ張り出そうとすると、余計にひとりきりになりたくなる」
「自分が落ち込んで閉じこもっていることを指摘されると余計に外へ行きたくなくなる」
といった答えが返ってくるはずです。
女性が相手の力になろうとすればするほど逆効果になってしまうんです。
相手が立ち直ってきているときでさえ、
逆にまた元の状態に戻してしまうことにもなってしまうんです。
男性が自分の穴の中に閉じこもってしまったときに、女性が頼まれもしないことに口出ししたり
アドバイスや忠告をするのは、全て最悪な結果を招いてしまうんですね。
では、こんなとき女性はどうすればいいのでしょうか?
今から挙げる6つの方法で彼に接することができれば、
彼が穴の中に閉じこもっている時間を短くできるはずですよ。
- 彼が自分の穴の中に引きこもる必要性を認めてあげる
- 頼まれていないのに解決策を伝えたり、手助けをしようとしないこと
- 相手がどう感じているか質問して、自分の思い通りに教育しようなどとは決して考えない
- 彼のすぐ側で彼が元気になるのを待っていてはいけない(放っておく)
- 彼のことを心配したり、同情しすぎてはいけない
- 彼のことにかまわず、自分自身を幸せな気分にする何かをする
これを守ることができれば、彼が元気になったときには
あなたに感謝して今まで以上にもっと愛情を注いでくれるようになります。
もし、あなたが彼にどうしても話をする必要がある場合は、
彼が元気になったときに読めるように手紙を書いておくと良いでしょう。
メールも極力送らないようにしてくださいね。
返事を書かなければいけないという強制力が働いてはいけません、
あくまでも元気になるまで放っておくことが大事なんです。
ただ、それだとあなた自身が誰かに話を聞いてもらいたい、
気持ちをわかってもらいたいと思うかもしれません。
そんなときは友達に悩みを話したり、相談してみてください。
彼がいなくては生きていけない、何もできない…。
これは愛情ではなく、ただの依存です。
決して彼一人だけをあなたに充足感を与えてくれる唯一の対象にしてはいけませんよ。
◆まとめ
男性が自分の穴に閉じこもってしまったときの対処法をしっかり守る。
彼一人が全てではなく、自分ひとりや友達と過ごすことでも満足できる自立心を持つ。