女性は自立心を鍛えればさらに愛される
男性は自分の愛する彼女や妻には、自分がどんな問題でも一人で解決したり
テキパキこなしたりできるんだよと信じてもらいたいと考えています。
何でも自分でできることは、彼の名誉とかプライドといった自尊心に
大きく関わる重要な要素になっています。
でも、彼に何かあったとき、その彼を心配してはダメですといっても
やっぱり心配になってしまうのが当たり前だと思います。
特に女性にとって、特定の人間のことを心配するのは
ごくごく
自然な愛情表現でもあるからです。
ですので、女性は自分が大好きになった彼が問題を抱えていたり
苦しんでいたりすると、幸福な気分になったりしてしまうぐらいです。
でも彼からすれば、自分が問題を抱えていることで
彼女に幸せな気分になんて当然なってもらいたくありません。
もちろん彼だって彼女の幸せは心から願っています。
彼女がいつも幸せなら彼の心配事だって一つ減るんです。
そのうえ彼女が彼と居ることで幸せを感じてくれるのなら
自分も愛されてるなぁ…と感じることだってできます。
愛する人が幸せそうで、心配事なんて何もないように見えるときこそ
男性は穴の中からもっと簡単に出てくることができます。
でも、男性は必要以上の心配をしないことで愛情を示そうとしてしまうんです。
男性の考え方は
「自分が尊敬して信じている相手を心配なんてしたら失礼じゃないか」
というぐらいの感覚なんです。
男性は一般的に
「心配しなくてもお前ならできるよ」
「君のせいじゃないだろ、会社の問題だよ」
「必ずうまくいくよ」
と言い合ってお互いを励まし合ったりします。
こんな感じでお互いを心配しなかったり、トラブルを軽くみることで
相手を励ましたり元気付けたりするのが男性の特徴なんですね。
男性が自分の穴に閉じこもるときは、何かしらの問題を解決しようとしています。
そんなときに、もし彼女や妻が幸せそうにしていて、彼の支えを必要としていなければ
彼は安心して穴に閉じこもって問題解決に全力を注ぐことができますよね。
ですから、彼女が自分と一緒に居るだけで幸せと確信できれば
男性はもっと力を与えられてやる気も湧いてくるんですよ。
では、男性が自分の殻に閉じこもって一人であれこれ問題解決しようと頑張っているとき
女性はどんな気晴らしをすれば幸せな気分になれるのでしょうか?
読書、女友達とおしゃべりをする、音楽鑑賞、ガーデニング、ショッピング、散歩
テレビや映画鑑賞、料理、趣味に没頭する…などなど他にもいっぱいあります。
とにかく女性は自分が楽しんで幸せな気分になればそれでいいわけです。
でも、自分の最愛の彼が悩んで苦しんでいるときに幸せな気分になれと言われても
女性にとって非常に難しいかもしれません。
でも、あなたが常に幸せでいることはお互いが限りなく成長していくために
どうしても必要になってくるはずです。
僕の母もよくこのテクニックを使っていました。
父が穴の中に入っているのを察知すると、外へ買い物に出かけるようにしていました。
また父もそういう母に対して、自分の生き方を恥じたり
詫びるようなことは一度もなかったはずです。
母が自分のことを自力でしっかりコントロールできるようになれば、
父は安心して自分の問題を解決するために穴の中に閉じこもることができます。
母は父がやがて穴の中から出てきて、前よりもっと
自分を愛してくれるようになると信じているからです。
◆まとめ
彼に頼らずとも自分自身を幸せな気分にする方法をいくつも用意しておく。
女性が常に幸せな気分でいることが男性にとって何よりの活力になる。