この言葉づかいが永遠の愛を育てる
愛する男性と一緒にいるときに、どのような 「言葉づかい」 をするか。
これは二人の幸福な愛を育てていくために、とても大切なことです。
「恋人ができても、すぐ彼に嫌われてしまうんです」
「交際が長く続かないんです」
という女性がいます。
こういった女性には、彼の前にいるときの言葉づかいに問題がある人が多いのです。
「言葉づかいを注意するだけで、彼との関係が良くなるんですか」
「彼から永遠に愛される女性になれるのですか」
と疑問に思う人もいるかもしれません。
でも、言葉づかいは、とても大切な要素なのです。
ほら、あなたも彼の前で 「つまらない」 「面白くない」 「イヤだ」 と、
そんな言葉を多く使っていませんか。
「カラオケなんか、つまらない。ねえ、どこか他に連れて行ってよ」
「映画なんて面白くない。もっと面白いところはないの」
「公園を散歩?イヤよ、そんなの」
そんな言葉づかいを、彼の前でしていませんか。
これはすべて 「否定的な言葉」 です。
このような否定的な言い方をされると、男性はがっかりした気持ちになってしまうのです。
「つまらない、面白くないって言うけれど、君と一緒にいるぼくも、
なんだかつまらないよ。ちっとも面白くないよ」 という気持ちに、彼をさせてしまうのです。
男性から 「永遠に愛される女性」 は、このような否定的な言葉は使いません。
たとえば、「楽しい」 「うれしい」 「いいよ」 という、もっと肯定的な言葉を使うのです。
「ねえ、どこか楽しいところへいかない?どこか連れていって」
「映画もいいわよね。面白そうな映画がいっぱいあるものね。
でも、今映画を見る気分じゃないの。他にない?違うところへ
連れて行ってくれたら、うれしいな」
「公園を散歩するの?それもいいね。とっても楽しそう。
でも、もうちょっと違うことを考えてみようよ」
言っている内容は先ほどのものと変わりはありませんが、
「つまらない」 「面白くない」 「イヤだ」 という言葉づかいが、
「楽しい」 「うれしい」 「いいよ」 という言葉づかいに変わっただけで、
彼の受け取る印象はまったく異なってくるのです。
彼は前向きな気持ちになり、あなたと一緒にすごす時間を、もっと有意義な、
もっと楽しいものにする方法はないか考えることができるのです。
少なくとも、「ぼくこそ、君と一緒にいてつまらない」 という気持ちにはならないはず。
否定的な言葉を使うとなぜ、いけないのか。
ひとつには心にマイナスの波動が生じてしまうからです。
心にマイナスの波動が生じてしまうと、まず表情が悪くなります。
暗い、曇った、いかにも 「つまらない」 という表情が顔に出てしまうのです。
そんな、あなたの顔に接して、彼が楽しい気持ちになれるわけがありません。
「なんだかイヤな顔しているなあ。ひょっとして、ぼくのことが嫌いになったんだろうか」
と、よけいな疑念を持たれる原因にもなってしまうのです。
反対に 「うれしい」 「楽しい」 「幸せ」 という肯定的な言葉を使っていると、
表情がとても明るく、楽しいものになるのです。
そんな顔を見ていれば、彼も、うれしい気持ちになってくるのです。
「彼女、とてもいい表情をしているなあ。ぼくも、とってもいい気分だ」
という気持ちになってくるのです。
やがて、いつまでも、あなたのそばにいたい。
あなたのそばから離れたくない、という気持ちになってくるのです。
もうひとつ、彼の前で 「人の悪口」 を言うのも、やめておくほうがいいでしょう。
「うちの会社の上司ったら、イヤなやつなの。ねえ、聞いてよ。
もう、あんな上司どこかへいっちゃえばいいのよ」
と、そのような悪口も、心にマイナスの作用を及ぼし、
あなたの表情を醜いものに変えてしまうのです。
人の噂をするときには、やはり肯定的な、その人をほめるような話がいいでしょう。
「あの人はとってもいい人よ。わたし、あの人のことが大好きよ。
もちろん、あなたのことが一番好きだけど」
ほめ言葉は、心にプラスの作用を及ぼします。あなたの表情は明るく輝き、
それを見ている彼の心もまたウキウキしたものになるのです。
◆まとめ
「つまらない」 「面白くない」 「イヤだ」 という否定的な言葉づかいは、いつか彼から嫌われる。
「楽しい」 「うれしい」 「いいわ」 という肯定的な言葉が、二人の愛を育てる。