売り言葉に買い言葉は自分を傷つけるだけ
あなたが彼に頼みごとを思い通りにやってもらおうとするのなら、
要求やお願いをしたあとは、必ずしばらくの間 「無言」 でいることです。
このしばらくの無言時間が、彼の心の中で起こる反抗と
お願いを受け入れようとする気持ちが戦う時間を与えてくれるのです。
あとは、彼の受け入れようとする気持ちが勝つのを待つだけでいいんです。
無言で待っている間に彼が何か抵抗や反発したときに何かを言うかもしれませんが、
けっしてその声にあなたが反応したり、抵抗してはいけません。
あなたが 「沈黙の間」 を取り続ける時間が長いほど、
思い通りに彼の協力や助けを受けることができるはずです。
もし、この決まりを守らずに沈黙を破ってしまうことをしてしまうと
たちまちあなたは彼にお願いを聞いてもらう可能性をつぶしてしまうことになります。
女性はつい、こんな言葉を口に出してしまって、沈黙を破って
彼を動かす力を失ってしまいがちです。
- 「じゃあいいわ。もう忘れて」
- 「あなたがそんなことを言うなんて…」
- 「別にたいしたことをしてくれと頼んでいるわけじゃないでしょ」
- 「たった15分ぐらいのことじゃないの。どうして気持ちよくやってくれないの?」
- 「ああ、まったくガッカリしたわ。本当に傷ついた…」
- 「どうしてこんなカンタンなこともできないの?」
ほかにもいっぱい 「買い言葉」 があるはずです。
あなた自身も他に考えてみてください。
どんな言葉にしても、自分のお願いを伝えたときに
彼が心の中で戦っているタイミングに気付かなかったり
間違って判断してしまうことがあります。
こんなときは、彼になんとかお願いを聞いてもらおうと焦ったりして、
つい沈黙を破ってしまいがちになりますので特に気をつけてください。
彼のちょっとした反抗的な態度や言葉を 「売り言葉」 と判断しないでください。
つねに 「考え中…」 と翻訳してみてくださいね。
彼の売り言葉をまともに 「買う」 必要はないんですよ。
◆まとめ
男性はすぐに抵抗を示す生き物なので、その売り言葉に反応しない。
売り言葉に買い言葉を続けてしまうと、自分自身を傷つけることになる。