男性に要求を通す3段階のステップ
男性は女性から命令口調で何か頼みごとをされたとしても、
素直に聞いてくれることはほとんどありません。
あなたの頼みごとを聞いてあげよう!と最初は思っていたとしても
頼み方がさも当たり前のような態度だと、やっぱり嫌と言ってしまうのです。
あなたのお願いが命令になってしまったとき、
彼から愛情を得るチャンスを失うことになります。
あなたが命令口調で頼めば頼むほど、何もしてくれなくなってしまうんですね。
こうした男性の本質を理解していないと、恋愛も結婚生活もうまくいきません。
でも、ちょっとしたことで解決することができてしまうんです。
そのために必要な3つの段階を順番にご説明していきますね。
まずはその1つ目、第一段階のお話です。
彼があなたのためにいつもやってくれていることを
もっと快く引き受けてくれるようになる、賢い頼み方を覚えましょう。
まず覚えておいて欲しいことは、何度もやってくれることがあるといって
それを当然のように頼まないことが大切です。
もし、彼が何かしてくれたのなら感謝の気持ちを表すことも忘れないようにします。
けっして彼が自分からやってくれると思ってはダメですよ。
たとえばデートのとき、お金を払うのはいつも彼だったとします。
そんなとき、あなたは決して奢ってもらうのが当然という態度をしてはいけません。
ありがとうやごちそうさまのひと言、そして感謝の気持ちが大切なんですね。
この第一段階では彼に無茶なことを頼んではいけません。
ごく自然にやってくれている小さな雑用とかだけ頼むようにしましょう。
たとえば燃えるゴミと燃えないゴミの分別とか、洗濯物は裏返して出さないとか
壊れた機械のちょっとした修理とかそういった小さなことで構いません。
このときもキツく言ったり、命令口調にならないように気をつけてください。
そうすればあなたから用事を頼まれても彼は不快にはなりません。
下手に出た口調で頼まれること自体に慣れて抵抗感なくやってくれるようになります。
でも、彼があなたのお願いを命令されているかのように感じてしまうと
丁寧な言い方をしたつもりでも誤解を招いてしまうことがあります。
いままで色々と頑張ってきた自分の実績をあなたに認められていないんだ…。
と感じてしまって何も言うことを聞いてくれなくなってしまうんですね。
ですので、少しでも偉そうに言ったり、命令口調を使ってしまうと
「あ、俺に用事をさせようとしてるな…。」 と感じ取ります。
これでは彼に抵抗感を植え付けてしまうだけになってしまいます。
さらにあなたの愛情まで信じられなくなっていってしまいます。
こうなってしまうと、彼を認めて感謝を表さないと、どんどんひどくなってしまいます。
どんなに頼んでもやってくれなくなって、最後には何もしてくれなくなってしまうかもしれません。
いままでにあなたが命令口調や〜してくれるのが当然のような態度をとっていた場合
用事を頼まれると反射的に嫌だと答えるようになっている可能性があります。
ですので、まず第一段階では、あなたの頼みごとに対して
彼が積極的に 「YES」 と言ってくれるようにしていこう!というのが狙いです。
男は自分のしたことが当然のことのように受け取られずに
あなたを喜ばせて、感謝もされていることがわかると
あなたからの頼みごとをもっと聞いてあげようとして頑張ってくれます。
最後には彼から自発的に何かしようか?とまで言ってくれるかもしれません。
もちろん最初からこんな良い反応を期待してはいけませんよ。
まずは下手に出ながら忍耐強く頼みごとを続けていくうちに徐々にそうなっていくんです。
彼が既にやってくれていることからお願いを始める理由は他にもあります。
いきなり新しいことや難しいお願いを相手に聞いてもらうのは難易度が高いんです。
ですから、相手が確実に要求を聞いてくれて、積極的に用事をしてくれる
ということを通して基本をあなたが身につけていく必要があるからです。
何事もカンタンなことから基本をマスターしていくことは上達の秘訣なんですよ。
◆まとめ
男に言うことを聞かせるには3つの段階を踏まえて徐々に変えていく必要がある。
既に彼がやってくれていることでもやり終えたら感謝の気持ちを示してあげる。
決して命令口調や当然という態度を見せずに要求を通す基本をマスターする。