男は女のアドバイスをこう解釈する
女性というのは直観的な人種です。
太古の昔から女性は他人の望むことや悩みに心配りをして
親身に相談などにも乗ってきたので、人類の進化と一緒に
コミュニケーション能力も徐々に進化し続けたんです。
ですので、自分たちの思いやりの心遣いや精神に誇りを持っているんです。
誰かに頼まれたからじゃなく、自分から積極的に男女問わず
誰にでも助けの手を差し伸べることが愛の証だと信じ込んでいるところがあります。
ですから女性は人の手助けに何の悪気もありませんし、
逆に誰かに手伝ってもらったりすることも男性のように自分の弱さを見せるとか
情けないことだとは全く考えていません。
でも男性は違いますよね。
頼んでないのに女性が横からアドバイスしたり、助けてくれるようなことがあれば
自分の力が信じられないと言われているのと同じことのように感じます。
カンタンに言えば、自分が非難されているように受けとってしまうんです。
女性はこの男性の感覚がなかなかわからないんです。
だって彼女からすればお互いが困ったときは、どっちも助け合うのは
至って当たり前のことで、習慣みたいなものだからなんですね。
女性はそれで愛されて、望まれているんだと実感しているんです。
男性は女性からせっかく彼女なりの愛情表現をされているのに、
自分自身を弱い者扱いして、情けないと感じてしまうんです。
さらには彼女が
「 自分のことなんて愛していないんだ…。」
という解釈までされてしまうことになるんですね。
女性にとってのアドバイスや誰かに意見をするときっていうのは
愛情表現のサインなんです。
特に問題もなく順調なときでも、お互いにいい意見を交換すれば
もっといい結果になるんじゃないかと信じているんです。
どんなことでも、もっと良くしたいと願うのが女性の本性なんです。
ですので、大好きな彼や夫にあれこれアドバイスするのは
女性にはごく自然なことなんですよ。
ただ男性の意識が全然違うんです。
男の脳は女性と違って問題解決することに必死になるようにできています。
もし恋愛や仕事などの物事が順調に進んでいたら
現状維持でそのままでやっていこうとするのが男なんです。
順調なら放っておいてもいいんじゃないかと考えているんですね。
ですので、順調に行っている恋愛や仕事にケンカや仕事上の問題が起きない限り
特にあれこれする必要はないというのが常識的な考え方になっています。
女性が大好きな彼や夫に、彼のためにもっと良くなってもらおうと思って
あれこれアドバイスをしたところで、残念ながら男性は自分を変えようとしている…。
よけいなことや大きなお世話としか受け取ってくれないんです。
いまのあなたじゃ役不足よと言われていると思い込んでしまうからです。
でも彼女からすれば愛情を込めて言っているアドバイスが
まさか相手を侮辱しているとは思いもよらないんです。
彼を成長させるには、自分が助けてあげないと!と誤解したまま
もっと愛情を注ぎ込もうとあれこれ注文をつけてしまうことになるんですね。
この男女のくい違いが、トラブルを招いてしまう原因なんです。
ドキッとしたあなた、よく覚えておいてくださいね。
◆まとめ
女性がアドバイスをするのは愛情表現のサイン。
男性は頼んでない人からあれこれ言われると相手が自分を非難しているように感じる
。