女性は愛されている実感がほしい

女性を憂鬱な気分にさせるものは孤独感です。
この孤独な状態から抜け出すには、愛情に満ち溢れた救いの手が
自分に向かって差し伸べられていると女性自身が気づき、安心する必要があります。

でも、多くの男性はほとんど気がついていません。
女性は誰かに愛情を注がれることで支えられている実感を持ちます。
そして、これは女性にとって非常に大切なことなんです。


女性は、男性に愛情を感じ、彼に支えられていると思えた時に幸福な気分になれます。

嫌なことがあって精神的に落ち込んでしまったとき
人生に疲れて絶望感に包まれてしまったとき

こんなときに女性がもっとも必要とするのは親しい人間とのスキンシップなんです。
特に女性は自分が孤独な存在じゃないと感じる必要があるのです。
誰かから…特に彼氏や夫から愛され、大切に扱われていると実感したいと
心から願っているのが女性心理です。

女性は同情や理解、なぐさめや自分の行動は正しいと認めてもらうことを求めています。
そして、これが満たされることで辛いことがあっても立ち直っていけます。


ところが男性はなかなかそんな女性の心理に気がつきません。
相手のことを思うあまりに、そっとひとりにしておいてあげるのが正しいと思っています。
もしくはそばにいて問題を解決してあげれば良いと考えて、
解決策をあれこれと提示して、彼女をさらに落ち込ませたり、怒らせたりしてしまうのです。
この方法は男性相手の場合には構いませんが、女性は違います。

落ち込んだ彼女たちは愛情や理解が欲しいのです。
男性には、ただ親身になって話を聞いて理解と同情を示してくれることだけを望んでいるんです。
ですが、男性には本能的にこの女性心理をなかなか理解できないようです。


女性は自分の話を納得いくまで聞いてもらって、理解や同情してもらえたと感じると
相手に愛されていると確信ができ、それだけで心が満たされ始めます。
自分が愛される価値のある人間であると確信できたとき
女性は自然にリラックスすることができるんです。

多くの女性は子供のころに自分を犠牲にしてまで ”与える” ことが大事だと教えられて育ちます。
でも、これが逆に心身を消耗させることに繋がっていることが多いんです。
いつも自分は一歩引いて相手を立たせる彼女たちも、休養を必要としているのです。
自分を探求する時間や、まず第一に自分を優先させて考える時間を持ちたいと願っています。

女性は自分がめんどうを見る必要もなく、ただ自分のことだけを気にかけてくれ
精神的な支えになってくれるような相手が現れるのを望んでいます。
そして、それを叶えてくれるのが男性の存在なんですね。

ですので、男性は ”与える” ことを学び、女性は ”受け入れる” ことを知る必要があります。


女性は若ければ若いほど、相手に対して尽くしてしまいがちです。
これでは自分が犠牲になってばかりです。
対する男性も若いほど自分本位の行動ばかりをして、相手の要求には気を回せません。

しかし、年を重ねることで成長していきます。
女性は他人を満足させるためだけに生きていくことが自分自身を
傷つけ、ないがしろにしてきたかに気づくようになります。

男性は他人を尊重し、尽くしてあげることが、いかに自分を高め
満足感を与えてくれるかを認識できるようになっていきます。

これが年を重ねた男と女の最大の変化でもあり、成長なんですよ。


◆まとめ
女性は愛され、大切にされることを実感して満足感を得ることができる。
女性は尽くすことが自分自身のためにならないことを知る必要がある。
男性は逆に尽くすこと、与えることを学び成長する。




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