あなたの好きを伝えよう
あなたに本当に好きな人ができた時…。
あなたはいてもたってもいられない気持ちになるはずです。
一刻もはやく、"あなたのことが好き" という思いを彼に伝えたいという気持ちで
あなたの心は一杯になってしまうかもしれません。
でも、同時に不安もあるはず。
あなたの心を射止めた彼が、趣味や価値観、人生観が一致している、
波長の合う相手であったとしても…
「恋を告白して、もし、振られてしまったらどうしよう…」
「君の事なんて嫌いだ、といわれてしまったらどうしよう…」
という不安です。
こんな不安から、彼に好きという思いを伝えることができないと悩んでいる女性が
いあるとすれば、まず、こんな方法を試してみてください。
とにかく、彼と会う機会を増やすのです。
直接顔を合わせて、話をする機会を増やすのです。
「でも彼のところへいって、何を話したらいいんですか…？」
「話すことなんて何も思いつかない…」
という女性もいるかもしれません。
安心してください、話すことなんて何でもいいんです。
とにかく彼に近づき、何でもいいから、語りかけてみるのです。
その男性が、あなたと同じ職場にいるのであれば、そっと彼の近くへ寄って行って
「お仕事、たいへんそうですね」 と声をかけてみてください。
違う会社に勤めていて、身近なところに彼がいないのであれば、電話をかけてみる。
電話をかけて、「今度、ライブに行きませんか？チケットもらたんです」 と言ってみてください。
誘う内容はライブじゃなくてももちろんかませいませんよ。
野球観戦とか買い物に付き合ってもらうとか、それそこ何でもいいので
とにかく彼を誘ってみてください。
大切なのは 「彼に会う」 ということ。
心理学に 「ザイアンスの法則」 と言うものがあります。
これは毎日のように顔を合わせているうちに、人はその相手にだんだん親近感を覚えていく。
その人をだんだん好きになっていくというものです。
よくお互いに知らない相手から、突然 「好きです」 と言われても、
相手は驚いて身を引いてしまうだけでしょう。
まずは 「会う」 こと。
そして、お話をたくさんすること。
それから心を通じ合わせること。
これが恋を成就させるための、最初の第一歩なんです。
もっと効果的な方法もあります。
それが 「偶然を装って会う」 という方法です。
たとえば昼休みに食堂で彼の姿を見かけたら、
彼の横に知らないふりをして座ってみます。
しばらくしてから、今気付いたというように、
「偶然隣同士になりましたね」
という形で声をかけてみるんです。
週に2度、3度、駅のホームで彼がやってくるのを待ってみてください。
そして彼と顔を合わすたびに、「本当に偶然によく会いますね」 と言ってみてください。
「どうして、こんなに偶然が重なるんだろう…」
と彼は不思議に思うでしょう。
そして彼は、
「こんなに偶然が重なるのは、自分達を一緒にしたがっているからかもしれない」
と考えるようになります。
偶然の出会いだったはずが、必然的な出会いのように思えてくるんです。
このような心の働きを、心理学では 「原因帰属」 と呼びます。
好きな人ができると、誰でも
「この人と出会う運命にあったんだ」 と思ってしまうもの。
これももちろん 「原因帰属」 です。
結婚する相手が見つかれば、
「わたしたちは知り合う以前から、結婚することが運命によって決まっていたんだ」
と思えてきてしまいます。
これも一緒で原因帰属の心の動きなんですね。
「偶然の出会い」 も同じことで、
「ぼくたちは、運命によって結ばれているのでは」
という心理効果を相手に与えることになるんですよ。
ぜひあなたも試してみてくださいね。
◆まとめ
「偶然の出会い」 を装って、好きな男性に何度も会おう。
会っているうちに、彼はあなたのことを、だんだん好きになっていく。